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【メッセージが伝わってくる町】

先週、日本商工会議所青年部の行事で広島に行きました。2年後に行われる大きなイベントの視察でした。

毎回か色んな方の挨拶や話を聞いて、「地域」について考えさせられます。その中で、広島で今回考えさせられたのは、この町は、「平和」という言葉が町に染み付いてるのだと感じました。そして、その上で町が形作られ、栄えているのだということです。

奈良で町のことを考える、または普通に住んでいて「平和」というワードが頭に浮かんでくることはあまりないと感じます。「歴史」やとかそういうワードは常に出てきます。

つまりは「地域」の役割の1つとして、人にメッセージや物語を伝える機能ってほんまにあると、その町でしか伝えられないことってほんまにあると改めて思います。

広島では、原爆投下の3日後には一部の地区で路面電車が走っていたそうです。直後から、路面電車は生きている人たちの希望の光だった。そういった背景からも、今もどんなに栄えても、町中で路面電車が走っているということらしいです

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