【公民館のことを考える】

【市議会議員が大事なことは?】
個人的に市議会議員にとって一番大事なことは、地域の方々の声に耳を傾け、しっかり地域課題を考えることができるかどうかであると感じています。ほぼ4年間、この仕事を考えてきた中で、これが一番の本質であり、重要なことであると確信しています。
いろんな意見に耳を傾けるのですが、いろんな正義があるのも身をもって感じています。いろんな正義の中で何が一番大局的に見て地域のために、奈良市のために、なるのかを考え賛成か反対の2択で結論づけないといけません。意見は決して2択ではなく、グラデーションがあるにもかかわらずです。

【公民館の問題を考える】
この公民館問題は約2年前、市が「公民館をふれあい会館に」という大きな流れを計画しました。この直後は、私も公民館を利用する方は偏りがある、若年層が関わりにくいと、大まかに賛成でした。
しかしながら、それから半年、様々な方の意見を聞き、公民館自体、そして公民館の機能はまだ残すべきであるという考えに変わりました。今では社会教育、生涯学習は奈良市において重要な役割も果たしており、専門の館長、主事を配置しその中心的存在である公民館はふれあい会館に安易に整備しなおすことは無くしてしまうものも大きいと感じています。

ただ、今のままに継続はだめで、公民館もその本質的な機能は残しながら変化していかなければならないのは間違いないです。このままでは利用者はどんどん減少し、行き詰まるのも明白であると思います。
今日も勉強しに、公民館イベントに来ました。公民館が日本全国に1万7千館あった、1950年に作製された、映画「公民館」を見に来ました。公民館今後の公民館の在り方をしっかり考えていこうと思います。