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奈良市にくる外国人観光客が年間100万人。もうちょっと考えてみた。

奈良市に来る外国人観光客はここんところずっと2ケタ増

先日、愚痴聞きで近鉄奈良駅前で座っていると外国人観光客の方が増えているのは肌で感じると書いたのですが、ちょっともう少し詳しく調べてみました。
東日本大震災が起きた2011年以降、2012年~2015年まで毎年2ケタ増で外国人観光客の方は増えています。
特に2014年⇒2015年は、66万人⇒97万人と一気に1.5倍くらいくらい増えています。

そう、ほぼ100万人。

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100万人。もう少し詳しく考えてみました。

なぜ増えたかはひとまずおいておいて、この奈良市で外国人観光客が年間100万人っていうのを少し詳しく近鉄奈良駅付近に絞って考えてみます。

年間100万人ということは、1日約2700人の計算になります。
この2700人という数は、市内の椿井地区の人口とほぼ一緒です。

ほぼ100%の方がJR奈良駅もしくは近鉄奈良駅にくるとして、さらに近鉄奈良駅利用は約70%で2000人が近鉄奈良駅を利用。
行基像の広場を毎日2000人が通っていきます。

もう少し細かくすると、観光客の方が来る時間は10時~17時の7時間としたとき、1時間当たり約300人。
約12秒に1人外国の方が近鉄奈良駅から出てき続ける計算に。

さらに、近鉄奈良駅の1日平均乗車人員は約30000人。
外国の観光客の方はまたほとんどの方が駅から電車に乗って移動されるので、近鉄奈良駅利用される15人に1人は外国の方です。
朝のラッシュ時には日本人の通勤客の方がほとんどだと思うので、昼間に電車乗られた方はその数字以上に外国の方が乗車されている感覚になるのではと思います。

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どこの国から来ているの??

どこの国からこの100万人が来ているのか??
こちらは奈良県のデータですが、発見しました。

外国人観光客数奈良県=奈良市とみてほぼ問題なさそうです。
結果、4分の3は東アジアから来られています。これは近鉄奈良駅の行基像前に座っていて、肌感覚とほぼ一緒です。

奈良市だけではなく、日本全国的にもここ数年外国人観光客は増えています。
奈良県の特徴として、中国の方の割合が全国と比べて高く、韓国の方の割合が低いです。

まとめ

人口36万人の市に、毎年100万人の方が来られるというのは、もうしっかり考えないといけないです。
1人1000円市内でプラスで使ってもらうだけで、10億円。

そのために、いきなり宿泊というのは難しいと思うので、少しでも多くの時間奈良市にいてもらうということを考えていく。
これは今の奈良市の状況として、少しでも

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