奈良で主催イベント レポート!SCALE Vol.7 ~切り絵アーティスト 石賀 直之~
【そもそも切り絵ってなんだ??】
こんにちわ!3月27日はSCALEの第7回目でした!
SCALEとは…いろんな意味で多様化が進んでいる現代。人によって価値観や判断基準はみんな違うはず。
そんな人それぞれの価値観や判断基準を「モノサシ」に例えて、それにカコつけてみんなで交流して遊んじゃおうってイベント!
とてもザックリの説明ですが。
そして今回のゲストは切り絵アーティストの石賀さんをお招きしていろいろ話聞いちゃいました。
てかそもそも「切り絵」??
始めイメージしたものは、音楽に合わせてちょこちょこ鋏で紙切っていくといつの間にか素敵な模様が…
的なものを思いっきり想像していました。
しかし、今回の石賀さんは全く違う。
エンタメ性はなく、ガチの芸術の域。
なぜあんなものが同じ人間の頭から生まれるのか理解不能なレベル。
なんで切り絵だったのか?
そもそも石賀さんは生まれが芸術家気質な家に生まれられています。
小さいころから彫刻刀で遊んでいた…ってマジかよ。
小さいころから図工の宿題は母親に託していた私とは全く…
そして自然とこの世界に足を踏み入れていかれることに。
消しゴムで消せない世界観が好きだと仰ってました。
切り絵の下書きを鉛筆でされる際も、まったく気の向くままに消しゴムは使わないとのこと。
また、鳥が好きであったこともあり、テーマを「花鳥風月」とされています。
ちょっと試しに書かしてもらいましたが、ここでも私の頭では理解できません。
どういう線を書いたら切り絵にならないのか、作品が途切れてしまうのかがまったく理解できない。
さらに私の描く線は、なんとなくワカメみたいになって石賀さんの描かれる線と質が違う。。
同じ人間、育ちなのに、なんなんだこの差は…
石賀さんは奈良市の法蓮町で育たれたようです。
??あれ?隣町じゃないですか??
私とほぼ年もおなじ、そして隣の町。
育った時代背景、場所は一緒なのにこんなにも違うってのを意識させられました。
この芸術のセンスのかけらもない私と、芸術センスの塊の石賀さん。
イケメンですし、趣味はトランペット。。
弱点はないのか?!
まとめ
石賀さんが仰っていた言葉で、一つ頭から特に離れない言葉があります。
「切り絵が好きすぎて、仕事をしないと切り絵止まらなくて体を壊す」
??
普通は逆です。
しかし、間違いなく石賀さんは仕事の方でうまくバランスとられています。
何度も聞きました。
「切り絵をメインの仕事にされないのですか??」
「いやです、バランスの取れている今が一番いい」
本当に価値観は人それぞれ、モノサシって違うのやなと思い知らされます。
あ、でも2部の懇親会で、ビールが入ってしまうとこんなモノサシが違う2人でも一番気が合う気がしました。
モノサシがいっぱいあるのもすごいけど、ビールってすごい。
次回は4月末にやります!