「ここがヘンだよ」選挙の疑問②朝に駅に立ってるんウザイんやけど。(後半)
朝の駅頭活動、現実やってみてどうなのか??
私は、奈良市の仲川市長とともに、昨年の8月から一緒に駅頭活動をしています。
仲川市長は時期問わず、金曜に駅頭されていましたが、そこに私も加わる形で月に5.6日、奈良市の主要駅を回り、朝の6時過ぎから8時過ぎまで市政の報告をしてきました。
今の時期は明るいですし、適温なのでよいですが、6時でもまだ真っ暗の時もありましたし、寒い日も雨の日も。
4月の後半からは毎日ですが。
ほぼ1年くらいやっている感想ですが、思ったより通勤の方の反応がいいです。
市長が一緒っていうのもありますが、耳を傾ける人、姿を見て会釈してくれる人、思っていたより多いです。
感覚的にも少なくとも10人くらいに1人は好意的にこちらを見てくれます。
そして、ビラ配りも一緒にしていますが、こちらも思っているより取ってもらえます。
1回駅に1時間ちょっと立っていると、100~200部はなくなります。
選挙前の朝の駅頭活動の現状(奈良市において)
選挙まで2か月と迫ったころから急に駅前にはいろんな候補が立つようになりました。(奈良市は市長選挙と市議選挙が同日なので、50人くらいの市議候補も)
大体6時ころから立ち始めます。
基本的にはこの活動は公示前なので名前を出してはいけません。(一部の党は平気で名前出してますが)
みんな色のついたのぼりを持ったり、ポスターを持ってきたりです。
その中でも、立って挨拶だけの方も非常に多いです。
毎日おんなじ場所にいることで、顔を覚えてもらえるということですが・・・。
でも早起きして挨拶するだけなので、あまり賛同できないです。
どうせならやるならちゃんと自分の主張をするべきです。
立って挨拶されても、その人がどんな考えを持ってチャレンジしよう(例えば市議会議員とかに)としているかわからないので、「人物本位」での選択の対象には本来ならばならないはずです。
でもまあ、「毎朝そこに立っている」だけで票につながるのも事実かなと思います。
人ですから。
個人的に思うのは・・・
この朝の駅頭に関して、聞く側の立場になれば朝よりも夕方がいいのではと思います。
前半で書いた、分母の問題はありますが「聞く姿勢」を考えると・・・。
ただ、駅頭で拡声器を使ってしゃべるのは、無駄なこと、意味のないことではなく、政治家が自分の思いを伝える手段の一つだと考えることは理解できます。
そしてやっている側の立場でいうと、朝の駅頭には笑顔が足らない!と思います。
そりゃ朝やし、これから仕事やし、なんかうるさいのいたら不機嫌にもなるでしょう。
でも、結構しんどそうな方も、ムスっとしている方もいらしていて、純粋にこういう方々がもっと笑顔になれば世の中は素敵になるって感じます。
私いつも駅頭するとき、SMAPの「オリジナルスマイル」頭の中に流れます。
極たまに、ビラ渡そうとすると、笑顔で答えてくださる方がいらしています。
そういう方を見るとやっぱりこちらもうれしくなりますからねー