「ここがヘンだよ」選挙の疑問②朝に駅に立ってるんウザイんやけど。(前半)
選挙が近づくと駅前が騒がしくなりますね・・・
こんにちわ。
今日も選挙の常識、日常の非常識ということについて話します。
今日は朝の駅頭活動について。
朝の駅頭活動とは政治家が朝に駅頭に立って政治活動することです。
選挙が近づいてくると、駅に立って拡声器でワーワーゆうている人、そしておはようございますと挨拶する人、ビラを配る人。
そんな人が増えると思います。
特に乗り降り客が多い駅なら特に毎日のように見かけるのではないでしょうか??
なんであんな迷惑そうなことをするのか??
私も思っていました。
「何でこんな朝からうるさく言うのや??アホちゃうか??」
完全に朝って機嫌悪い人多いですし、機嫌悪くなくても騒がしくされるとイラッとされる方きっと多い・・・。
拡声器で話している人は、間違いなく聞く側が「聞く」体勢になっていないやろとか・・・。
しかしながら、この業界ではやはり間違いなく意味のあることであると今では感じます。
それには2つの意味においてです。
①政治家が自分の意見を少しでもたくさんの人に伝える手段であるという意味と、もちろん②票を得るという意味で。
①に関しては今ではネットもありますが、それがない時代にたくさんの人に自分の思いを伝えるには、その方法しかなかったと思います。
さらに、現在であっても、まったく興味のない人に(無理矢理)伝えるにはこの方法かなと思います。
なぜ票を得るためにも意味のあることなのか??
逆にあんなことしてたら失う票も多いのでは??と思う人も多いかもしれません。
しかしながら、やはり票を得るためにも意味があります。
理由としては、この業界は「足し算」で考えるからです。
たとえ、100人中99人が迷惑に思っても、1人が好意的に思えば成功です。
その1人は自分に票を入れてくれる確率が高いと考えます。
その他の99人は元々から自分に入れてくれない票なので関係がないです。
つまりはこの場合、どんなに大多数が迷惑であっても、今までなかった1票を得ることができますし、失う票はそもそもないと考えます。
さらには、知名度がない新人の場合はなおさらです。
とりあえず名前を覚えてもらわないと票にはなりませんし、こちらも元々失う票はないです。
また、より迷惑な朝にやる理由としては、簡単な話分母の問題(駅を利用する人の数)です。
通勤されている方々は、行きは朝6時から8時のこの2時間にほとんどの方が駅に向かわれます。
夜の場合は17時頃~22時くらいまで、時間に幅があり同じ時間で分母は圧倒的に朝の方が大きくなります。
こういう理由で朝を選ばれます。
後半には、実際にやってみてどうなのか??そして現在の奈良の駅頭状況を書きます!