世間では解散総選挙が騒がれてますが、奈良市民の方々が一度立ち止まって考えて欲しいこと。
【そろそろ忘れていませんか??】
今日から世間では衆議院議員選挙が公示されて、町中も、そしてテレビでもこの話題でいっぱいです。
選挙に関する情報がたくさん周りに流れることはいいことなのですが、
ちょっと考えてみたいことがあります。
7月に当選した奈良市の市議さんたちは、この3ヶ月何をしてたか知ってますか??
そろそろ7月にあった奈良市の選挙について忘れている方の方が多いのではないでしょうか??
7月の奈良市にとって大きな選挙から、実はもう3ヶ月がたちました。
当事者であった私自身も、選挙前と選挙後で大きく生活が変わっていますし、
当然と言われれば当然です。
でも、有権者の方々にも、選挙で特定の人を応援し、一票を投じ、当選させた責任ってきっとあると思います。
その責任って一体どうやって果たしていくべきなのでしょうか??
そう!
それは、当選させた方々が実際何を議会で、そして地域活動で行なっているかチェックすることです。
しょっちゅうチェックしろっていうつもりは全くないです!
程よく忘れない程度に、3ヶ月に1回くらいチェックしてみるのはいいかもしれません。
【選挙後から3ヶ月で何が行われていたか??】
実は7月奈良市長選挙、奈良市議会議員選挙こちらが行われてから、
市長はもちろん毎日公務を行われていますが、
市議会議員にとっても一つの大きな役割である9月の議会が終わりました。
この辺に関して、この3ヶ月の動きと共に書きます。
☆8月臨時会
まず、新しい市議会議員さんたちは、7月の前議員さんの任期満了に伴い8月より就任されました。
そして8月のお盆明けから、短い議会(臨時会)が開会。
この議会は何かと言いますと、9月議会をするための準備という形です。
主な目的は議会の議長を決めるというもの。
議長はもちろん市議会議員さんの中から選ばれ、議会の運営をし、秩序を守る人です。
議長になるとお給料ちょっと多くもらえます。
しかし、採決に参加しない、つまり賛成反対を言う権利がなくなってしまいます。
(※ちょっと修正。まずは議長なしで採決して、同数の場合のみ投票)
今回は自民党奈良市議団・結の会の北 良晃議員が議長に、日本維新の会奈良市議団の三浦 教次議員が副議長に選挙で選ばれました。
☆9月の定例会
奈良の市議会は、3の倍数の月に定例会が開かれます。
つまり3、6、9、12月。
もっと基本的なことで、議会で何が行われておる??というと、
市役所の方々が考えた予算(これにこんだけお金使うねん!って計画)に対して、
議員の方がチェックします!
この予算はどういう意図で作られたとか??これにはもっとこういうお金も必要なので考えて欲しいとか・・・・。
その議員さんの質疑、一般質問に対して、市長および担当課が答弁をする。
それの繰り返しです。
また、定例会とは別に、より専門的な委員会でのチェックもあります。
委員会っていわばジャンル分けで、その委員会ではそのジャンルの話を集中してやろう!って感じです。
奈良市の場合、5個のジャンル分けされた委員会(総務、観光文教、厚生消防、市民環境、建設企業)と、
少し意味合いの違う、予算委員会、議会運営委員会、広報広聴委員会があります。
奈良市の39名の市議会議員はまずジャンル分けのされた5つの中から1つに所属し、
それぞれ専門的な議論を委員会でもおこなっていきます。
そして、会の最後には、その議会全体で議論された議案について採決をとることになります。
【どうやってチェックすればいいの??】
実は議会は傍聴ができます。
そして、現地に行かなくても今ではネットで中継と、録画を見ることができます。
最近奈良市議会のページ新しくなって、録画動画も見やすくなりました!
各議会ごと、各委員会ごと、各議員ごとと分けられていたりします。
これを見れば、自分が一票を投じた議員がちゃんと仕事を議会でしているのか一目瞭然です。
ほんとたまーにでいいので、みなさん覗いてチェックしてみましょう!
会派のこととか、内容についてはまた時間ある時に書きます!